10月6日・7日の2日間にわたり
関西レインボーフェスタ2018に参加して
きました。
![](http://amethysthoumu.com/wp-content/uploads/2019/03/関西レインボーフェスタ2018-2.jpg)
台風25号接近のおそれがあった分、
この季節のわりには非常に蒸し暑かった
ですねぇ。
1日目の朝は雨が降っていたので、足元は
良くないものの、それに負けない勢いで
イベントは盛り上がりました。
ブースには、活動家などの団体のほか、
医療関係、スーツ・アパレル関連、化粧品
など、色々な業界もありました。
別に、日本で同性婚ができないことや
トランスジェンダーの性別取扱変更のこと
だけがセクシュアル・マイノリティの方々
が抱える悩みというわけではありません。
人それぞれに生活上、学校・職場などの
環境における悩みも様々です。
衣食住、通学・通勤、レジャーなどの
様々な場面に、「本当に困っているから
何とかしてほしい」、「あったらいいな」
というような声なき声に応えることが
できてくるのは本当に素晴らしいです。
新たにこんな悩みがあるのだと知ることが
できるのも、凄く勉強になりました。
ステージには、関西出身者でもある
はるな愛、ET-KINGといった有名人が
出られる場があったので、
セクシュアル・マイノリティの当事者や
支援団体など関係なく、楽しめるイベント
だったと思えます。
私も所属している日本司法書士連合会の
ブースでは、無料相談会の実施もして、
同性カップルの将来のことでの相談のみ
ならず、自分が(親の)相続を受ける立場
に当たることを見据えた相談も
ありました。
人は誰しもいずれ年老いて、介護事情や
亡くなってからの相続・死後整理などの
問題に直面するので、その意味では、
老後の問題に性別・セクシュアリティなど
関係ないですねぇ。
![](http://amethysthoumu.com/wp-content/uploads/2018/10/看病.jpg)
そういえば、名の変更や性別取扱変更に
関する相談はありませんでしたねぇ。
パンフレットでは、同性カップルの相続・
生前対策の内容の方が多く占めていたため
か、そのような家庭裁判所の手続について
司法書士が裁判書類作成に関する相談窓口
とは、言われてみればで分かっていても、
認識できる情報になっていないのかも
しれませんねぇ。
![](http://amethysthoumu.com/wp-content/uploads/2018/07/名の変更-300x200.jpg)
2日目のパレードでは、コースの中でも
人通りの多い場所を通っていくのですが、
沿道から応援的なものはさほど多くは
なく、LGBTというフレーズはメディアで
聞く機会は増えたものの、周知や可視化は
まだ完全なものではない印象でした。
なので、このように集える場や、啓発的な
活動をしていくことの大切さを改めて実感
した限りです。
参加者、ボランティアスタッフ、出展者、
出演者の皆様ありがとうございました。
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