「男は結婚して所帯をもって一人前」の価値観を押し付けている暇があるのなら…

LGBT、セクシュアル・マイノリティ、

SOGI(性的指向・性自認)に関して、

取組みの進み具合は前進しているに

しても、残念ながら地域格差があり、

自治体・民間企業のすべてが

LGBTフレンドリーというわけではなく、

いまだに異性愛・シスジェンダーが当然の

ような認識しかない所もあります。

 

 

性的指向が同性のゲイ、レズビアンなどに

とって、将来の結婚についての話に

触れられて鬱陶しい気分になることも

あります。

 

特にクローゼットの側にとっては、話を合わせる

のも面倒なことです。

 

「結婚=幸せになるためのゴール」の

ような概念も時代遅れですし、

また性的指向問わず、何で親でもない他人

が人生の伴侶の話に首を突っ込んでくる

のかと言わんばかりです。

 

まぁ親でも心配してくれて言っているとはいえ、

あまり好ましくないですねぇ。

 

 

そして、職場・その飲みに行く酒席の場

おいて、上司が隙あらばここぞとばかりに

「結婚生活はいいものだ、

お前も早く決めた方がいいぞ!」、

「男は所帯をもって一人前!」、

みたいな偏った価値観の押しつけを

してくる場面があります。

 

 

 

 

 

まるで「人生の先輩としてありがたい話をして

やろう」という感じでくるんですよねぇ。

 

 

また、子どもがいて養育中真っただ中の

アイデンティティが凄く、ただ自分に

とってだけの話なのに

他人に求めてもいないアドバイスを言って

きたり、勝手に持論を繰り広げてくるのも

厄介です。

 

 

そのような人で、子どもに夢中であるが

故にしている行動には、

SNSの投稿でやたらと子どもの写真ばかり

を使うことがあります。

 

 

 

 

 

子どもにも肖像権があったり、子どもの写っている

写真が第三者に何かしらの形で悪用される危険性の

論点も確かにありますが、この記事ではその点で

なく、投稿する親側の深層心理について

言及します。

 

 

赤ちゃんは、身体がすぐに大きくなって

きたり、発する声や表情のバリエーション

も日々豊かになっていき、毎日が変化の

連続でもあります。

 

一方、SNSで投稿することって自分が何か

変化していかなければ、そもそもの投稿の

素材がない状態ですよねぇ。

 

まぁその素材は、一般的に誰かの結婚式だったり、

誰かにタグ付けされるくらいです。

 

 

ただ、赤ちゃん(子ども)は、変化して

いき、その写真や動画をついSNSにアップ

したくなり、投稿することで自分の変化

でもないのに、自分ごとの変化ごと錯覚

するメカニズムなんですよねぇ。

 

 

時間は単に流れているだけでなく、

それに伴い、社会は、

多様性、新しい概念・認識・知見などの

変化の連続です。

 

 

 

 

 

 

子どもの成長の変化をSNSに投稿する

こと自体は否定しませんが、

結婚の概念一つとっても変化しているもの

なので、

結婚の価値観の押し付け・子どもの成長に

夢中になる前に意識して欲しいことが

あります。

 

「子どもは日々成長している、

己は変化しているのか。」と。

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