10月6日・7日の2日間にわたり
関西レインボーフェスタ2018に参加して
きました。
台風25号接近のおそれがあった分、
この季節のわりには非常に蒸し暑かった
ですねぇ。
1日目の朝は雨が降っていたので、足元は
良くないものの、それに負けない勢いで
イベントは盛り上がりました。
ブースには、活動家などの団体のほか、
医療関係、スーツ・アパレル関連、化粧品
など、色々な業界もありました。
別に、日本で同性婚ができないことや
トランスジェンダーの性別取扱変更のこと
だけがセクシュアル・マイノリティの方々
が抱える悩みというわけではありません。
人それぞれに生活上、学校・職場などの
環境における悩みも様々です。
衣食住、通学・通勤、レジャーなどの
様々な場面に、「本当に困っているから
何とかしてほしい」、「あったらいいな」
というような声なき声に応えることが
できてくるのは本当に素晴らしいです。
新たにこんな悩みがあるのだと知ることが
できるのも、凄く勉強になりました。
ステージには、関西出身者でもある
はるな愛、ET-KINGといった有名人が
出られる場があったので、
セクシュアル・マイノリティの当事者や
支援団体など関係なく、楽しめるイベント
だったと思えます。
私も所属している日本司法書士連合会の
ブースでは、無料相談会の実施もして、
同性カップルの将来のことでの相談のみ
ならず、自分が(親の)相続を受ける立場
に当たることを見据えた相談も
ありました。
人は誰しもいずれ年老いて、介護事情や
亡くなってからの相続・死後整理などの
問題に直面するので、その意味では、
老後の問題に性別・セクシュアリティなど
関係ないですねぇ。
そういえば、名の変更や性別取扱変更に
関する相談はありませんでしたねぇ。
パンフレットでは、同性カップルの相続・
生前対策の内容の方が多く占めていたため
か、そのような家庭裁判所の手続について
司法書士が裁判書類作成に関する相談窓口
とは、言われてみればで分かっていても、
認識できる情報になっていないのかも
しれませんねぇ。
2日目のパレードでは、コースの中でも
人通りの多い場所を通っていくのですが、
沿道から応援的なものはさほど多くは
なく、LGBTというフレーズはメディアで
聞く機会は増えたものの、周知や可視化は
まだ完全なものではない印象でした。
なので、このように集える場や、啓発的な
活動をしていくことの大切さを改めて実感
した限りです。
参加者、ボランティアスタッフ、出展者、
出演者の皆様ありがとうございました。
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