本日は、2月14日ということで、
世間ではバレンタインデーですが、
バレンタインデーの時期になると、
義理チョコが行き交うような職場など、
周辺でそのような状況を経験された
ケースは多いと思われますが、
いわゆる義理チョコ文化に潜んでいる
リスクには、
チョコハラがあるようです。
パワハラ、セクハラ、マタハラなど、
ハラスメントには種類が様々にあり、
年々ジャンルが増えているような
感じですが、
どういったことでまわりに不快を
与えてしまうのでしょうか。
もし純粋に
みんなが共通して楽しめるような
イベント感覚で済むのであれば
問題ありませんが、
「義理チョコを用意する」ことと、
「(ホワイトデーに)お返しをする」
ことに対して負担に感じている方も
おられます。
義理チョコ渡しに
自発的な者や有志で男性一同に配布する
ケースは様々ですが、
義理チョコ文化に賛同していない人に
とっては負担に感じます。

そして、結局誰かが始めてしまうと
足並みを揃えないといけないような
空気・風潮みたいになり、
それが毎年当たり前のイベントかのごとく
恒例化してしまうといった、
渡す方も受け取る方にとっても
負担になっているようなケースです。
また、本来SOGIは人それぞれなのに、
まるで男女二元論が前提のように
物事の在り方が勝手に進んでいき、
ジェンダー的な役割の押しつけの思想が
植え付けられている風潮もあります。
例えば、かつて問題となった
「お茶くみは女性」というような
性別による役割が
「義理チョコを用意しないといけない」
風潮が蔓延していることも考えられます。
ただ、女性側だけでなく、
男性側もホワイトデーを踏まえて
お返し特有の悩みとして、
同等又はそれ以上のお返しが
期待されているのではというような
プレッシャーもあったりします。

本来義理チョコ文化は、
職場内などの人間関係を円滑にするための
ものであれば良いのですが、
かえってみんなを困らせる
悪しきイベントになってしまうことも
あります。
なので、いっそのことバレンタインデーは
まわりに感謝の意を込めたメッセージでも
書いた箱に大量にチョコを入れて
「ご自由にお取り下さい」くらいの
スタンスの方がチョコハラにならず、
楽な人間関係が築けそうな気もします。

コメントを残す