コンプレックス産業の仕掛けは身近に存在する!

人間は完璧な生き物ではなく、

皆誰しも心のどこかにコンプレックスを

持っています。

 

ジェンダー、セクシュアリティ、

SOGI(性的指向・性自認)などに関して

持っている者もおられ、

LGBTやセクシュアル・マイノリティの

ような一括りですべてに共通する

コンプレックスがあるわけでもなく、

コンプレックスもまた十人十色です。

 

 

 

 

 

 

当事者間にも、エピソード、外観、パス度

などの違いによって、序列のような概念に

駆られることも珍しくありません。

 

 

コンプレックスに支配されないような

生き方の話題となると、どうしても

自己肯定感の保持や承認欲求を断つことと

関連しますが、以前の記事でも触れたこと

があるように、

承認欲求を捨てられれば…とはいえ簡単じゃないからこそ…

2019年12月30日

 

承認欲求は人間にとって進化の過程で

本能に刷り込まれている以上、

簡単に捨てることができず、何かしらの

依存先を増やし特定の執着に駆られない

ようにすることが重要なのですが、

誰しもがそれを実践し続られるような

簡単なことでもありません。

 

 

そして、自己肯定感・承認欲求などから

起因するコンプレックスによって、

それを埋め合わせる手段のような役割と

して世の中でまかり通っているのが、

コンプレックス産業です。

 

 

コンプレックス産業と聞くと、

しみ・しわ、二重瞼、ニキビ、薄毛、

ワキガ、バストアップ、脂肪吸引、脱毛、

包茎などの体の部位に抱くコンプレックス

を解決することを売りにしている、

美容整形の業界を思い浮かべることが

多く、実際にもコンプレックス産業の

代表例にも該当します。

 

 

 

 

 

 

もちろん、本人の悩みを解決する役割を

果たす以上は、

詐欺や何かしらの契約トラブルになること

がない限り、

悪というわけではありません。

 

 

とはいえ、本人たちが視野を狭くして

必要以上に依存してしまうのは危険です。

 

例えば、整形でいうと、美意識を領域を超えて

醜形恐怖症に陥り、整形を繰り返すことが

挙げられます。

 

 

ただ、コンプレックス産業は、美容整形の

ように分かりやすいものばかりではなく、

実は様々な業界のマーケティングや広告

などに謳われている要素があります。

 

 

この記事では、

学校・教育・学習関連の業界と、

不動産業界の中に潜んでいる、

ジェンダー子どもに関する

コンプレックス産業を紹介します。

 

 

1.学校・教育・学習関連に潜んでいるコンプレックス産業とは…

まずコンプレックス産業云々以前に、

学校・教育の職員は、実は数ある職業の中

セクシュアル・マイノリティの方と出会う機会が

一番多いはずなのですが、

ただ出会う生徒全員がセクシュアリティについて

カミングアウトするわけではないので、

それに気づいていないだけなのです。

 

また、性的指向・性自認のことだけではなく、

そもそもの性(ジェンダー・セックスの両方を

含めた広義的なもの)のことをある程度熟知して

おくことも本来求められるべき要素だと思います。

 

それは、発育や人格形成の過程で重要な時期に

性差による男女の様々な相違点があることから、

いくら男女平等を謳っていてもかえって不平等に

なるケースも付き物であり、

それ相応の知見・見識を持っておく必要があるから

です。

 

 

にもかかわらず、学校・教育業界は、

性的指向・性自認、ジェンダーの問題に

ついては、比較的遅れている傾向が

あります。

 

大学は割とそうでもありませんが、

小中学校は正にそうです。

 

もちろん進んでいる地域もありますが、

自治体の格差は著しいのは否めません。

 

 

その原因には、教育委員会の組織的構図や

教育現場のこともありますが、

義務教育の仕組上、生徒はその学年の時期

になると

自動的にその校区に応じた小中学校に入学

して時期が来れば卒業し、またその校区内

の新たな生徒が入学するという繰り返し

なので、

学校は選ばれべくして選ばれた環境では

ないにもかかわらず、入ってくる生徒数は

ある程度担保されている状態なのです。

 

 

 

 

 

 

まぁ学校側に言わせるとLGBTに関する

取組みが進んでいなくても、学校運営上の

支障はさほどないと高を括っている

のでしょう。

 

 

そして、学校・教育・学習業界には、

(大学)進学は将来のためにも大事なこと

だという学歴社会と、

子どもがマウント要因となる親の心理

おけるコンプレックス産業の要素もある

のです。

 

 

まず大学進学については、今の時代

そもそも大学って本当に必要なのかという

ところにあります。

 

もちろん、専門資格取得、高度な研究をしたい、

特定の教授に師事したい、将来の海外移住の時の

学歴を見られる時のためなど、

の例外的に大学を出ておく必要なケースを除いて、

あくまで一般的にいえる範囲で述べます。

 

 

十数年前までは、人と出会うことが

難しく、その分新しいことを学ぶことも

難しかったのですが、

令和になった現在、

人との出会いはSNSで足り、

さらに研究機関という視点でみても、

人と繋がることが簡単になってきた分、

academistなどのサイトを使えば自分が

研究したいことへの予算も集めることが

できるようになってきていて、

代替可能になっているのです。

 

 

 

 

 

 

ここで、就職のために学歴は必要だろうと

思えそうですが、

アップル、グーグル、ネットフリックスの

ようなグローバルな世界の先進的な企業は

そもそも入社にあたり大卒資格を求めて

おらず、結局その人が何ができるかや何を

つくれるかといったところを重要視して

おり、これが業界の採用標準になるのも

時間の問題です。

 

 

ここで、学歴は保険になる、

大学は就職予備校の役割を果たすといった

発想もありそうですが、

得られるものの割にはかける保険料の高さ

からすれば、本当にコスパが良いかという

と疑義があります。

 

というのも、大手企業ですら終身雇用を維持する

ことが難しい局面に入ってきて、

今後も45歳くらいで早期退職者を募るやり方が

相次いでいくのが十分に考えられるからです。

 

 

はっきり言って、大学への進学は

それくらいしか選択肢のなかった時代に

その価値があっただけのことなのです。

 

 

まぁいわゆる学校法人はそれなりに力も

ありますし、教授の失業対策だけでなく、

教授・教師、塾産業の利権や、採用側の

思惑であったり、世の中を統治する上で

必要なヒエラルキー意識を刷り込むために

あるといっても過言ではありません。

 

また、本来人間の間で差をつけるのは

難しい分、学歴社会であった方が、

物差し代わりになる都合のいい側も存在

します。

 

 

なので、学歴社会、大学は出ておいた方が

いいという風潮は、子どもの将来のため

というのではなく、

それを刷り込ませ仕掛けている側のために

あるようなものです。

 

 

ただ、その強大な力があって子どもの学び

の期間が長くしている以上は、

社会に出ると切っても切れない、

ジェンダー・SOGIについて学ぶことを

もっとしっかりやってもらいたいもの

です。

 

 

ほかに、親のマウント合戦に起因する

コンプレックスを埋め合わすような仕掛け

もあります。

 

 

 

 

 

 

 

パートナーや子どもは、

自分のアクセサリーやマウント材料では

ないはずなのに、

まるで「人」でなく「条件」ばかりに

目がいき過ぎている人って

割といますよねぇ。

 

 

子どもの学力などの優劣を

自分のヒエラルキー意識に繋げるような

考えが横行していて、

いつもその犠牲になるのは子どもだという

構造は本当に深刻な問題なのに、

それがあまりに周知されていないことは

残念です。

 

 

また、そのヒエラルキー意識による

消費行動によって成り立つ産業は、

とりあえずその場しのぎの進学の実績は

つくられるものの、本当の問題は先延ばし

といったことが罷り通っています。

 

 

2.不動産業界に潜んでいるコンプレックス産業とは…

不動産業界の仕掛けるコンプレックス産業

には、主に男性像はこうあるべきだという

植付けによるものが多いです。

 

 

例えば、一昔前は、男性は持ち家があって

一人前みたいな風潮がありました。

 

「男性が結婚するにあたって自分の家くらい

持っておかないと相手の女性の方に嫌がられます

ぉ。」みたいな風潮です。

 

 

これって不動産業界の仕掛けた、

ジェンダー的なコンプレックス産業です

よねぇ。

 

まぁそのおかげで経済が成り立っているといえば、

うなのかもしれませんが…

 

 

現在ではあまり考えられないことですが、

バブル期には、借地上にマイホームを

建て、住宅ローンを組むこともあったの

です。

 

そこまでして男性が家を持っておかないと

一人前でないような風潮があったのかと

今からみえば信じられない光景です。

 

借地権付き建物は、建物は所有物ですが、

土地は借りている以上、

後の処分にあたっては、地主の承諾や

そもそも買い手の見つかりにくさが

あります。

 

 

なので、私は、バブル期に建てられた

借地権付き建物の負動産化した実態を

目の当たりにすると、

不動産業界の仕掛けたコンプレックス産業

の残骸というツケを後世に残していったと

感じ、そんな時に空き家問題の

本当の深刻さを実感します

 

 

 

 

 

 

 

現在は、持ち家・賃貸のそれぞれの

メリット・デメリットの議論や情報が

多くの人が知る・考える機会が増えてきて

いるので、

持ち家があってこそという発想や

賃貸が掛捨て保険という認識も

薄れてきましたが、

賃貸にもコンプレックス産業の仕掛けが

あります。

 

 

近年、「子ども部屋おじさん」という

用語を聞くことがあります。

 

 

 

 

 

 

子ども部屋おじさんとは、大人になっても

ひとり暮らしや結婚などをせず、

子どもの時のまま実家暮らしを続ける

中年男性をいいます。

 

 

ここで、ひとり暮らしが良くて実家暮らし

が悪いという話ではありませんが、

不動産業界に言わせると、

実家暮らしの人が増え、ひとり暮らしで

独立して新しい世代に部屋の賃貸借を

してもらわないと困る現実があります。

 

 

なので、おそらく子ども部屋おじさん

という用語を生み出し、

男性像がひとり暮らし、結婚して所帯を

もっていることを一人前として、

実家暮らしだと子ども部屋おじさんの烙印

を押すことで、ひとり暮らしの賃貸借を

促すといった感じです。

 

 

持ち家でも賃貸であっても、

以前の記事でも触れたことがあるような

バカマッチョ、カメリアコンプレックスによる印象操作ってマジ迷惑行為だと思う!

2019年7月20日

 

バカマッチョ的な思想の植付けが関連して

います。

 

 

次世代には、どんな用語を作り出して

市場を生み出さそうとするのか、

気になるところです。

 

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか。

 

美容整形の業界のように、外見のことだけ

でなく、学校・教育業界や不動産業界にも

コンプレックス産業の仕掛けはあります。

 

上記の例は、数ある中の一部に

すぎません。

 

 

完璧にコンプレックスと向き合って堂々と

するのは難しくても、

必要以上にその産業の餌食にならない

ようなマインドや自己肯定感を鍛えること

って大切ですねぇ。

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