誰でもトイレ。トイレの性別の弊害!

LGBTの当事者のうち、

トランスジェンダーの方々にとって

トイレの利用について、

どちらの性のトイレを利用するのかという

問題があります。

 

 

 

 

 

 

 

身体の性別と自認する性別

 

見た目が心の性別に近いかどうか

 

近いけど、その性別のトイレを使うか

どうか…

 

 

見た目は身体の性別のままでも、

異性っぽい格好をされている方もいる一方で、

ホルモン療法などで声も見た目も変化している方

もいます。

 

 

本音では、自認する性別のトイレを

使いたいけど、

(仕方なく)誰でもトイレを使うという

考えもあります。

 

 

なので、周りの環境による使い分けを

されている方も少なくありません。

 

 

たしかに、パス度(見た目が変化して周囲も

その性別として認識するようになった状態)が

高くなると、

自分の自認する性別のトイレを使いやすくはなる

のですが、

そのステージに至るまでには、

トイレに行くこと自体を我慢したり、

行かずに済むよう水分を控えたりするなどの

ような辛い経験をされる方は多いのです。

 

 

では、トイレの性別選びには、何に注意したら

良いのでしょうか。

 

 

1.トイレの性別選びに正解はないが、選び方でリスクはある!

結論からいえば、性自認に基づく性別に

従って利用するのが、本来の筋だと

いえます。

 

 

しかし、性別適合手術などをしておらず、

外見上の性別と自認する性別との間に差が

ある場合、

他の利用者との関係において、

痴漢や盗撮目的の侵入者と間違われる

リスクもあるのです。

 

 

 

 

かといって性自認のとおりの利用する

ため、自己防衛上、診断書の携帯も

考えられなくはないですが、

その目的のために性同一性障害の診断を

受けることも抵抗がある方もいる

でしょう。

 

 

これについては、

正当に性自認のままに利用する根拠を

裏付けるための法整備が必要です。

 

 

では、誰でもトイレ、共用トイレが良い

ということになりますが、

概念的な違いがあります。

 

 

2.誰でもトイレ、いわゆる共用トイレのことなのですが…

上記1.のようなトラブルの元を回避する

ためには、

いわゆる「誰でもトイレ」の利用

考えられます。

 

 

ここで、正直「共用トイレ」という表現は

好ましく思っていません。

 

男女って概念が残っているからです。

 

 

「誰でもトイレ」は、

人間の平等という意味があり、

こっちの言葉の方がしっくりきます。

 

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか。

 

まだまだ「誰でもトイレ」の普及率は

高いとはいえないですねぇ。

 

公共施設の場合、「誰でもトイレ」を

増やすことについて、

行政機関等に要望を出すことは有益

でしょう。

 

 

2020年の東京オリンピック・

パラリンピックに向けてそのような動きも

見られています。

 

 

また、私的施設でも、その施設の公共性が

高い場所であれば、

施設管理者に要望を伝えることで

改善の余地はあります。

同性カップルの相続・生前対策の教科書無料プレゼント!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です