司法書士 アメジスト法務事務所
「ドメスティック・パートナー」の複雑な
問題を瞬時に解決するマイナー社会の
リーガルサポーター
小國 敦史(おぐに・あつし)
1988年兵庫県神戸市生まれ
LGBT(セクシュアル・マイノリティ)
に関する諸問題や、同性カップル・
事実婚(内縁)のカップル・
おひとりさま同士の同居などの多様な
家族形態でドメスティック・パートナーが
安心して暮らせることをサポートしている
司法書士
世界からみれば、日本はまだまだ
セクシュアル・マイノリティや
SOGI(性的指向・性自認)に対する
認知・理解が進んでおらず、
性的少数派の方々が暮らしやすい
社会づくりをしていき、
性的指向・性自認・ジェンダーが
マイノリティのみならず人間誰しもの
問題だということをを広めていくために
活躍中!
また、日本社会に蔓延している、
「男らしさ」、「女々しさ」
のような歪んだジェンダーの価値判断を
なくしていける社会づくりを目指し
日々奮闘中!
セクシュアリティがきっかけで生じる問題
や、法律婚にならない家族形態となる
ドメスティック・パートナーが安心して
暮らしていけるよう、
個々の相談者に応じて、その対応策や
プラン設計をサポートしている。
目次
1.世間的にはあまり評価は良くない大学生のとき
私は、元々高校生の頃は文系or理系で
いえば、理系でした。
ただ、数学はできるけど、理科のできない
子で、大学受験では仕方なく文系に転進
しました
(化学の元素記号や物理は意味不明な
状態でした(-_-;))。
大学では法学部に進みましたが、当時は
法律に関心があったわけではなく、
ただ何となくという考えで学部を決めて
いました。
大学在学中は、学業はおろそかになりがち
で、アルバイトやイベント活動などばかり
に精を出してました。
そして、1年留年してしまいました(-_-;)。
もちろん就職には有利な状態では
なくなりました
(実は大学受験は1浪で、結果的にまわり
より2年遅れをとっている状態だったん
です(-_-;))。
また私は元々協調性の欠けた部分もあり、
何か大きな組織に属して働くということも
自分の気質に合わなだろうというのも、
薄々気づき始めました。
良い意味でも悪い意味でも「マイペース」
なんでしょうねぇ。
2.司法書士を目指したとき
そんな自分の気質ということもあり、自分
で事業を作り出すことがしてみたくなり、
自分にしかできない形で人の人生に役立つ
仕事をしたいと思い、
「士業」というジャンルに関心を抱き、
曲がりなりにも法律を勉強したことがある
ので、「司法書士」を目指そうと決意
しました。
また心のどこかで、「企業名という
ブランド名に依存するのではなく、
自分自身が商品」というのに憧れを抱いて
いたのです。
3.目指し始めてしばらくして、男女についての考え方がズレてきた
元々はLGBTよりも前に「ジェンダー
(社会的・心理的な性別)」に関心を
もった経緯があるのです。
日本社会って、言い方は悪いですけど、
女性が楽しく生きていける構造が度を
超しているなぁと思いはじめた時期が
あったのです
(司法書士を目指し始めて半年ぐらいの頃
です)。
終戦直後の日本では男尊女卑の時代だった
ので、その反省から起きた反動形成なの
でしょうか。
だとしても、
「女尊男卑」
「フェミニズム」
「男性蔑視」
の風潮が強すぎませんか。
・電車の女性専用車両、図書館の
女性専用席
・レディースデイ・レディースランチなど
の差別商法
・男性のみ不可のプリクラの普及
・メディアの女性差別のみの取り上げ
(圧倒的な偏り)
・女性の主観的なものまでセクハラ扱い
・痴漢冤罪の起きやすさ
(司法判断の男女差別)
・離婚時における親権
・同じ犯罪でも女性の方が罪が軽い傾向
(重罪でも女性が死刑になることは稀)
・売春(援助交際など)の罪の規定
といった感じで挙げるとキリがないです
が、学校・職場などの社会生活の環境で、
このように感じたことがあるのは、
決して私だけではないと思うんです。
その頃から「男らしさ」「女々しさ」
というフレーズに疑問視を
抱きはじめました。
ゴールデンボンバーの「女々しくて」が
大晦日の紅白歌合戦で披露され、
フェミニズムな内容がお茶の間で広がる
ことは、個人的に好ましく思いません
でした。
(彼氏・彼女の関係でもないのに)
男が女におごるのは当たり前っていう風潮
もホントに嫌でした。
それを「男らしさ」とはき違えた周りの
男性に合わせるのも好ましく思わなかった
ですねぇ、昔から。
あと男性で、女性を「女の子」・男性を
「野郎」っていう人いますよねぇ。
そんな考えの人も嫌でした。
それに、このような風潮って女性の自立的
な立場を阻害するような、まるで女性を
対等視していない(女性は弱き者だから
男性を犠牲にしても助けるべきみたいな
雰囲気)のは、かえって女性に失礼です。
4.あれから3年後
司法書士を目指し始めてからフリーターや
専業受験生時代などの時期を過ごし、
紆余曲折しながら3回目にして司法書士
試験に合格しました。
20代半ばにして定職に就いていない状態
のあの時期は、ホントにどこにいても肩身
が狭い思いをしてましたねぇ(-_-;)
その後、新人研修を受け、地元の司法書士
事務所で配属研修(実務のレクチャー
みたいなイメージです)を終え、
3か月程経って独立開業しました。
5.LGBTを知ったとき
3回目の司法書士試験を終えたばかりの
頃、人権啓発の活動に勤しんでおられる
大学時代の知り合いにたまたま
誘われて、LGBTの当事者である弁護士の
講演会に参加しました。
その当時はLGBTが何の頭文字の略なのか
も知らないときでした。
その講演聴かせていただいたときに、
LGBTの世界の現状を知り、
自分のジェンダーに対する価値判断と
どこかマッチングする気がしたんです。
・同性カップルとして人生を歩んでいくに
しても将来のことで不安があること
・カミングアウトをしづらい程、
差別・偏見がいまだに根付いていること
・職場でLGBTについて不利・不当な扱いが
なされていること
・「人は異性を好きになることが普通」の
風潮
そして、司法書士の実務上の知識が使い方
次第でセクシュアル・マイノリティの方々
にとって、日本で同性婚が認められて
いないことの弊害や、差別・偏見から
生じるトラブルから守ることができると
考え、その分野に取り組みたいと
思ったんです。
私の持ちうる想い・スキル・パワーを
フル活用し、セクシュアル・マイノリティ
の方々がより暮らしやすい社会づくりを
していくこと、
法律婚には当たらない多様な家族形態で
ドメスティック・パートナーの方々や、
法律婚に当たるが不安な部分もある
友情結婚などの
予防法務(財産関係など)を広めること、
日本から「男らしさ」「女々しさ」という
概念をなくすこと
これが私の使命です。